人が生において追求すべきものとして立てられた四つの目的。ダルマ(法・義務)、アルタ(実利・財)、カーマ(愛欲・快)、モークシャ(解脱)を数える。特徴は、快や富を退けるべきものとせず、正しく位置づけられるべきものとして体系に組み込んだ点にある。前の三つは世俗の生を支え、最後の一つがそこからの離脱を指すため、四者は単純な並列ではなく緊張をはらむ。カーマを担う神カーマデーヴァが、苦行するシヴァに焼かれてなお存在を許されるという物語は、この緊張を一場面に凝縮したものと読める。
GLOSSARIUM · PURUSHARTHA