古代ギリシアの都市国家(ポリス)に置かれた公館。その中核には国家の炉があり、女神ヘスティアーに捧げる、消えることのない火が守られた。この火は共同体そのものを象徴し、外交使節の饗応や競技祭の勝者の顕彰といった公的な行事の舞台ともなった。植民市を建設する際には、母市のプリュタネイオンの火を新天地へ運び、そこに新しい炉を灯したという。火の連続が、都市と都市のつながりを保証したのである。
GLOSSARIUM · PRYTANEION
古代ギリシアの都市国家(ポリス)に置かれた公館。その中核には国家の炉があり、女神ヘスティアーに捧げる、消えることのない火が守られた。この火は共同体そのものを象徴し、外交使節の饗応や競技祭の勝者の顕彰といった公的な行事の舞台ともなった。植民市を建設する際には、母市のプリュタネイオンの火を新天地へ運び、そこに新しい炉を灯したという。火の連続が、都市と都市のつながりを保証したのである。