古代ローマで毎年十月十五日、カンプス・マルティウス(マールスの野)で行われた馬の供犠。二頭立ての戦車競走ののち、勝った側の右の馬が軍神マールスに捧げられた。切り取られた頭は菓子で飾られ、作物の稔りを願う意味が込められたと伝わる。三月に始まった軍事の季節を閉じる儀礼であり、戦と農耕の双方をつかさどるマールスの二面性をよく示す。
GLOSSARIUM · OCTOBER HORSE
古代ローマで毎年十月十五日、カンプス・マルティウス(マールスの野)で行われた馬の供犠。二頭立ての戦車競走ののち、勝った側の右の馬が軍神マールスに捧げられた。切り取られた頭は菓子で飾られ、作物の稔りを願う意味が込められたと伝わる。三月に始まった軍事の季節を閉じる儀礼であり、戦と農耕の双方をつかさどるマールスの二面性をよく示す。