北極星および北斗七星を神格化した尊(妙見菩薩)への信仰。もとは中国の星辰信仰にさかのぼり、仏教の経典を通じて日本へ伝わった。国土と人の寿命を守り、災いを除くとされ、平安期以降に広まって、とりわけ千葉氏・相馬氏など東国の武家が氏神として篤く奉じた。北方を鎮める星の神という性格が道教の玄天上帝(真武大帝)と重なるため、両者はしばしば同一視され、近世の図像でも影響関係が指摘される。神仏分離ののちは、多くの妙見社が天御中主神を祭神とする神社に改められた。
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