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観音経

『妙法蓮華経』第25「観世音菩薩普門品」の通称。観音の名を称える者は火にも水にも刃にも害されないと説き、救うべき相手に応じて三十三の姿に身を変えて現れる(三十三身)と語る。鳩摩羅什訳(406年)のこの品が単独で読誦され、東アジアの観音信仰の核となった。西国三十三所や三十三間堂の「三十三」はここに発する。竺法護の旧訳(286年)では十七身、サンスクリット原典では十六身で、しかもすべて男性の姿である。

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