『古事記』中巻と『日本書紀』巻第三が伝える、神日本磐余彦(かむやまといわれびこ、のちの神武天皇)が日向を発ち、瀬戸内海を東へ進んで大和を平定し、橿原宮で即位するまでの一連の物語。当初は大阪湾から西へ向かって攻め入って敗れ、日の神の子孫が日に向かって戦うのは道理に反するとして、紀伊半島を大きく迂回し、熊野から山を越えて大和へ入る道をとる。この山越えで道案内をつとめたとされるのが八咫烏である。神代の物語と歴代天皇の記事とを繋ぐ位置にあり、記紀における建国譚にあたる。
GLOSSARIUM · JIMMU'S EASTERN EXPEDITION