ヨルバ語のアシェ(àṣẹ)は、宇宙のあらゆる運動と変化を可能にする力を指す。宗教学者ジェイコブ・オルポナは、これを「必ず成就する言葉」であり、万物の活動を律する生命力であると説明する。至高神がすべての存在にこれを配分するとされ、祈願や呪文の末尾に唱えられて「そうなれ」の意も帯びる。頭(オリ)に宿ると考えられたことから、イフェの彫刻で王や神格の頭部が身体に比して大きく造られたと説明される。ディアスポラの諸宗教にも受け継がれた、ヨルバ思想の中核概念である。
GLOSSARIUM · ÀṢẸ
ヨルバ語のアシェ(àṣẹ)は、宇宙のあらゆる運動と変化を可能にする力を指す。宗教学者ジェイコブ・オルポナは、これを「必ず成就する言葉」であり、万物の活動を律する生命力であると説明する。至高神がすべての存在にこれを配分するとされ、祈願や呪文の末尾に唱えられて「そうなれ」の意も帯びる。頭(オリ)に宿ると考えられたことから、イフェの彫刻で王や神格の頭部が身体に比して大きく造られたと説明される。ディアスポラの諸宗教にも受け継がれた、ヨルバ思想の中核概念である。