シュメール語 da-nun-na(「君主の裔」ほどの意)に由来する神々の集団名。アッカド語に anunnakku として入った。天空神アンと大地の女神キの子孫とされ、人間の運命を定めることを主な役目とする。文学作品にはよく現れるが、集団としての祭祀の痕跡はほとんどなく、成員それぞれが個別の信仰をもっていたためと考えられる。時代が下ると天上の神々をアヌンナキ、冥界の神々をイギギと呼び分ける用法、あるいはその逆の用法も生じ、指す範囲は一定しない。20世紀後半以降の疑似考古学が「古代の宇宙人」として流用したが、原典との関わりはない。
GLOSSARIUM · ANUNNAKI