テオニム THEONYM · 世界神話アーカイブ 神格を検索
GLOSSARIUM · KISPU

キスプ

月の定まった日に営まれた死者供養の儀礼。食物を供え、粘土の管を通して墓に水を注ぎ、祖先の名を順に呼び上げる。冥界の死者は生者の注ぐ献水によってのみ渇きを癒せるとされたため、この務めは絶やしてはならないものとされた。子孫を多く残すことが重んじられたのは、供養の担い手を確保する意味も帯びていた。逆に供養する者のない死者は、地上をさまよって生者に害をなすと考えられた。王家では歴代の王名を列挙する形で営まれ、王権の系譜を確認する場ともなった。

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