心理学者カール・グスタフ・ユングが1910年代以降に提唱した概念で、文化や時代を越えて人類に共有される無意識の心的パターンを指す。母、老賢者、影、トリックスターなどが典型とされ、神話・夢・芸術に繰り返し現れると説く。神話の類似を伝播や同源ではなく人類共通の心の構造で説明する立場であり、20世紀の神話受容に大きな影響を与えた。ただし神話学・宗教学の側からは、反証可能性を欠くこと、また文化ごとの差異を無視して類似のみを拾う点が繰り返し批判されている。本サイトは元型を神話の説明原理として用いない。
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